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第09回 2002年12月12日掲載


まるでジャングル

 ついに土地の借用契約も完了。ついに動き出す時が来た。本格始動の前に、久しぶりに現地を見に行くことにした。
 契約云々の間に夏が訪れ、夏が過ぎ去ろうとしていた。そのわずか数カ月の間に、現地へ向う林道にも夏草が縦横無尽に生い茂っていた。特に、我等が畑へのアプローチ道路などは、車の背丈よりも草が伸び、前が見えないくらいである。

 嫌な予感がした。そして、嫌な予感というのは、よく当るものなのである。
 小屋建設予定地はまだしも、畑の予定地などはその全容がつかめない状態。まるで、ジャングルである。写 真を撮っても、ご覧の通り、草、草、木、つた、草である。
 いったい、何がどうなっているのか、土地のイメージも湧かない。足下が全く見えないので、何やら不安である。ヘビはゴソゴソいっているし、絶えず小動物や虫が蠢く音がしている。

 さらに、蚊もすごい。おそらく数百匹と思われる蚊がまとわりついてくる。正直なところ、あまり長く居たくない場所と化していたのだ。
  草刈りなどは小さいかまがあればいいくらいに思っていたが、とんでもなかった。本格的な装備と準備が必要である。
 まずは草刈機を調達する必要がある。参考までにホームセンターに見に行くと1万円台から並んでいた。意外に安いんだなぁと感心しながらも、購入は控えた。
 一方で、草刈機を持っている人はいないものかと探していたら、普段仕事をしている新川カメラマンが「うちにありますよ」と、 事も無げに反応。「ついでに、労働力も提供してくんない?」という申し出にも、快く応えてくれたのである。
 さらに、鹿北町役場では町内の草刈りに使うのであれば無料貸出しをしてくれることがわかった。なんというラッキー、何というありがたいお話。
 こうして、いよいよ畑の開拓作業が始まったのである。
(つづく)

▲小屋建設予定地から土手を上がると、ご覧の通 り。先は何も見えない状態



▲どこを向いても、周囲は背丈以上もあるような草が生い茂っていた



▲というわけで、ジャングルの中で呆然と立ち尽くす私の姿となったわけです


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