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第02回 虫を退治するのだ!

 青空の下、搾りたてのオレンジジュースを飲もうとした瞬間、小さな虫がプゥゥ〜ンとカップに飛び込んでしまったら…?
 編集長なら「つまんで捨てれ。そして飲め」と言うはずだが、私としてはもう飲みたくなくなり、でももったいないから、内緒で人に飲ませるということになる(もちろん、虫は捨ててからね)。
  良心の呵責を感じ、それまで「気持ちいいね〜ッ」という気分全開だったのに、どことなく後ろめたい気分になってしまう。

 そこで、本で見かけたイギリスのジャグカバーをお手本に、虫よけマグカップカバーを作ってみることにした。全く知識がないので、作り方が載っている本を本屋で探し、「作り方」とおりにやってみる。
 もしかして、「そんなのビニール貼って、輪ゴムかければ?」と言い放つ人がいるかもしれないが、それじゃダメ!! あくまでも、可愛く、手作り。そこに存在するだけでアウトドアに彩 り的楽しさを加えてくれるモノでなくっちゃ。分かった?
  もちろん、全くの独断でマグカップカバーに決定したわけではないのです。
 
  実は、商品開発のスタートに当たって、たくさんの女の人にアンケートに協力してもらいました。まずは、その結果 の一部を。









という具合に、女性の野外活動を阻む大きな原因になっているのが虫。一言で虫といっても、蚊も蜘蛛も蜂も、その他名前を知らない虫など、種類はさまざま。
  とりあえず、私がいつも気になっている虫、私が食べようとしている食べ物や飲み物に自ら飛び込んでくるタイプの虫をターゲットにしてみようと思ったわけです。
(つづく)

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